本の読み方って自由でいいんだと思った話
皆さんは本ってどのように読んでいらっしゃるのだろう?
人それぞれ、いろんな読み方があるのだと
つい最近私は気づいた。
気づいたというか、教えられた?
先日読んだ『子宝船』の巻末対談での宮部みゆき先生のお話とか、
学びました。
以前までの私本の読み方
- 一冊の本を最初から最後まで通して読む
- 時間をたっぷりとって読む
- できれば一人で読む
- ちゃんと理解しようとして読む
真面目。
真面目ですねぇ。
一冊の本を、時間があるときに読んでいたので
ちょっと忙しくなると、全然読めなくなって
全然前に進まず、本を開くこともできず、フラストレーションが溜まったりしてました。
今はフレキシブル?に読んでいます
対談やお話から学んだことは以下です。
- 誤読してもいい
(自分にとってはこうだった、という理解でOK) - 細切れ読書でいい
- 同時進行に複数読んでいい
どれも私にとっては目から鱗だったのですが、
「誤読していい」は驚きました。
作者の意図と違っていい、その人なりの解釈で良い、と。
現代文でよくある
「この時の作者の意図は」的な問題をひっくり返すようなお言葉。
驚いたけれど、心がとても軽くなりました。
読む時に、どういう意図があるのかな、とか
これはこの後こうなる伏線なのかしら、
とか、あの場面との対比なのかしら、とか、
あれこれ考え読んでいたので、「読み進める」ほうの集中力が続かないことがあったので、この言葉以降は本当に読みやすくなりました。
あと、一つの作品を時間をたっぷりとって一人で集中して読まないと楽しめないと
思い込んでいたので2、3も衝撃でした。
そして、実際に細切れ読書や複数の本を同時に読むことをやってみたら
これがとても楽しかったです。
細切れでも良いと思うと、本を手に取る時間がトータルでは増えました。
あと寝る前はこの本、昼間はこの本、と何冊か同時に読んでみるのも
私にはあっているようでした。
寝る前に推理物とか読んじゃうと、興奮して寝れなかったけれど、
エッセイにしてみるとある程度ですや〜っと眠気が襲ってくれて入眠しやすくなりました。
読書スタイルって人それぞれなのですね
この読み方だけでなく、もっと違う読み方をされている方も
いらっしゃるのでしょう。
メモ取りながらとか、イラスト描きながらとか?
どんなふうに他の人は読書を楽しんでいるのだろう?
想像するとワクワクします。