本を読むスピードについて考える
読書好きなら、本を読むスピードについて
考えたことがあるのではないでしょうか。
私は一時期、とにかく早く読みたくて
読書スピードを上げることにこだわっていたことがあります。
読書家=速読
なイメージがあったのです。
速読、多読が良いことなのか?
速読、多読が良いことのように思っていました。
憧れもありました。
しかし、ツイッターだったかしら、
一冊の本を、とてもじっくり読んでいる方がいたのです。
その方は本の世界の関係図を、ノートにメモして、考察して、と
時間をかけて楽しんでいました。
それを見て、羨ましいと感じました。
そして多読!速読!にこだわってしまっていた自分が
なんだか恥ずかしく思えたのです。
私、読書、楽しめてる?と。
読書を楽しめればいいのでは
速読、多読がダメだといっているわけではありません。
十人いたら、10通りの本の楽しみ方があり、
私にとっては速読とか多読ではなかったな、という話です。
私の読書スピードは本によりまちまち
自分にとっては、速く読めばいいってものじゃないなと気づいてからは
物語に浸って自分のペースで読むようになりました。
ある本は、一気に読んだし、またある本は読了まで
何日もかかる、というように、本によってまちまちな読書スピードです。
本を持ち運ぶだけで、何日も本を開かない時もあります。
「今日、本を読めてないな」って罪悪感に駆られる時もありました。
しかし、本を読むには体調とか、その本との相性とか、
そういったものが関係して読書スピードが変わってくる感じがします。
なので、あまり本を開けない時も「この本とは、こういうペースなんだな」って思えて、今では「今日、本を読んでない〜!」の罪悪感はすこし薄れています。
本は好きな時に好きなスピードで読めばいい
読もうと思えば、いくらでも読めるのだから
本は好きな時、好きなペースで読めばいいんですよね。
以上、本好きの独り言でした!